動画のデフリッカー

デフリッカーは、動画の視覚品質を向上させるためにフレーム間の眩しいフリッカーに適用されるフィルタリングエフェクトです。カメラの自動露出により、あるフレームと次のフレームとの間で露出が大幅に変更されるとフリッカー現象(ちらつき)が見られることがあります。デフリッカーは、あなたのムービーの仕上がりの視覚品質を向上させることを目的としています。

Time-Lapse Toolデフリッカーエフェクト

設定

デフリッカーエフェクトは自動的に適用されます。中心的な考え方は、処理された画像の数フレーム前および後の画像の全体的な輝度を滑らかにするというものです。

デフリッカーが適用された動画をプレビューするために、このエフェクトではシーケンス内のすべてのフレームを分析します。分析の進捗はエフェクトのプロパティウィンドウに表示されます。

タイムラプスツールは、動画の生成の際にこの効果の適用されたフレームのみを処理します。その後ただちに動画のエクスポートが開始できますが、これは画像の分析が終わるのを待つ必要がないためです。

Time-Lapse Toolデフリッカーエフェクトの分析

このサンプル動画では、動画のデフリッカーを使用するとタイムラプス動画がどのように改良されるかを示しています。オリジナルの写真シーケンスではフレーム間に大きなちらつきが見られますが、タイムラプスツールの動画デフリッカーを使うと、これを大幅に減らすことができます。動画ではオリジナルのシーケンスとデフリッカー処理を施したシーケンスを、比較のために横に並べて示しています。


メモ: このエフェクトは無料版のTime-Lapse Toolでご利用いただけます。


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